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ご注意 Q&Aはあくまで参考程度でご理解ください。
ちょっとした事実の相違で結論は変わってしまうことがあります。
詳しくは「著作権のひろば」本編などをご覧ください。




G02 看板の写真をホームページに  
  • 私は看板作成を業としていますが、街のいろいろな看板を事例として写真に撮り、ホームページに掲載することが著作権侵害になるでしょうか。
A、看板は、筆文字やデザインなどで芸術的な個性をもったものであるなら、美術の著作物であると言えます。他人の著作物を勝手にインターネット上に載せる場合、著作権者の許諾が必要ですが、看板は屋外に設置されているという意味では他の著作物と異なった取り扱いを受けることがあります。看板は著作権法46条に書かれている「公開の美術の著作物等」に該当すると思われます。

  • (公開の美術の著作物等の利用)

    第四十六条 美術の著作物でその原作品が前条第二項に規定する屋外の場所(つまり街路、公園その他一般公衆に開放されている屋外の場所又は建造物の外壁その他一般公衆の見やすい屋外の場所のこと)に恒常的に設置されているもの又は建築の著作物は、次に掲げる場合を除き、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。

     一 彫刻を増製し、又はその増製物の譲渡により公衆に提供する場合

     二 建築の著作物を建築により複製し、又はその複製物の譲渡により公衆に提供する場合

     三 前条第二項に規定する屋外の場所に恒常的に設置するために複製する場合

     四 専ら美術の著作物の複製物の販売を目的として複製し、又はその複製物を販売する場合 以上


 あなたは、その看板を看板としてそのまま複製するのではなく、看板を写真に撮っているに過ぎませんし、それを公衆に譲渡しているわけでもありません(インターネット上にアップロードすることは公衆への譲渡にあたらないと思われるので)。 ですから、上記の1から4には該当しない利用であると思われますので、著作権法46条によって著作権侵害にはなりません。しかし、看板の中の著作物の部分だけを切り取って、看板の写真以外のものとして利用するのであれば、この規定は該当しないと思います。



  


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