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複製

ご注意 Q&Aはあくまで参考程度でご理解ください。
ちょっとした事実の相違で結論は変わってしまうことがあります。
詳しくは「著作権のひろば」本編などをご覧ください。



E05 海外の研究論文を会員に配布したい
  • ある専門分野の専門家の研究会を運営しておりますが、海外で発表された研究論文を日本語訳して会員に定期的に配布しております。このような利用は著作権法に触れるのでしょうか?

A、著作権法をみると、たとえ学術研究目的であっても複製には許諾が必要となります。
 学校が授業目的で複製する場合は著作権法第35条で無許諾複製ができますが、専門家の研究会ではこの規定は適用できません。
 図書館の蔵書をコピーするときには調査研究目的の複製ができる規定があるので、研究目的ならよいではないかという発想は理解できますが、図書館では完全なコピーはできませんし、論文の著作権者の立場を考えると、多数の会員に会報として配布することは制限されてもやむをえないと思います。
 よって、なんらかの方法で許諾を得る必要があります。
 また、翻訳を自身でされているならよいのですが、もし外部の第三者による翻訳だとしたら、翻訳者からの許諾も必要となります。
 


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