QandAコーナーもくじ

ご注意 Q&Aはあくまで参考程度でご理解ください。
ちょっとした事実の相違で結論は変わってしまうことがあります。
詳しくは「著作権のひろば」本編などをご覧ください。




A03 著作権を侵害することは犯罪なのですか
  • 息子がアンパンマンのシールを自転車に貼りつけていたら、友達から「著作権違反だから犯罪者だ」と言われてしまったそうです。著作権の違反は犯罪なのでしょうか。

  著作権や著作者人格権などの権利を侵害することについては著作権法で罰則が定められています。つまり犯罪行為でもあるということです。とくに著作権の侵害は罰則の上限が改正され、10年以下の懲役、1000万年以下の罰金になりました。年々厳しくなっているのです。
 しかし著作権法違反かどうかについては判断に悩むことがよくあります。
 海賊版CDを売るとか、ファイル交換ソフトで市販の音楽データを入手するといった明らかな著作権侵害の場合は問題外ですが、非営利の利用で、しかも周囲の人と相談しても悩んでしまうような微妙なケースの場合に、10年の懲役が怖いからやめてしまおうと考えるのはもったいない場合もあるでしょう。
 不当な利用は処罰されてしかるべきですが、普通のまじめな市民が著作権法をむやみに恐れることも望ましいことではないと思いますから、私は普通のまじめな方々に対しては「犯罪なんだから」という言葉はあまり強調しないことにしています。実際のところ、著作権法違反で警察沙汰になることはまれです。
 なお、お菓子のおまけとしてついていたアンパンマンのシールをどこに貼ろうとも、著作権侵害ではありません。
 その自転車が他人の自転車でないなら法律的にはまったく気にする必要はありません。



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